柴田亮のブログ

30台後半のITエンジニアの自分探しを綴ります。

仕事で自信を付ける方法(あまり尖っていない人向け)

こんにちは、亮です。

昨日こんな記事を書いていた。


記事を書いていて、自分がもがき苦しむ時の記憶が色々と蘇ってきた。

昨日の記事にも書いたことではあるが、とことんマイナスの状況であっても、プラスに向かうために自分なりの工夫をしないと、マイナスのスパイラルが終わらないのだ。

じゃあ、どうすれば、自分をプラスに持っていけるかというと、僕が当時心がけていたを紹介する。

 

  • 成功体験を蓄積する

どんなに小さくなことでもいい、これができたという実感を一つ一つ噛み締めていくことで、自分はできるという暗示をかけていった。

本当になんでもいいのだ。例えば、仕事に自信がなくても、掃除くらいはできるだろう。でも一口に掃除とは言っても、たまにやるくらいでは、何の成功体験にもならない。毎日、トイレ掃除をするなど、目標を決めるのだ。

しかも、最初は、1週間だけ継続すると決めるのだ。1週間継続できたら、自分にご褒美として、欲しいものを買う、外食するなど、達成感を味わえるようにする。

1週間の後は、2週間、3週間、1ヶ月と継続して行き、最終的には習慣化する。

1年も継続できれば、ここまでやれる人もなかなか少ないので、立派な成功体験になる。

  • 成功体験の階段を昇る

1つでも成功体験ができると、進め方、コツ、困難の乗り越え方など、何かしら自分にとっての収穫があるはずだ。

ある程度の目標がクリアできれば、更にワンステップ目標を上げる。

例えば毎朝早起きして、家の掃除を全部終わらせるなど。

これもいきなり5時とか言わずに、いつもより15分早く起きて、まずはトイレ掃除だけやると言った具合だ。

ポイントは、如何に誰でもできることを、自分にしかできない視点で掘り下げることだ。そうすれば、これなら自分は誰にも負けないという自信が生まれる。

  • 成功体験を仕事にも応用する

会社でも、まずは自分でも、他人でもできそうでできていないことを、完璧になるように成功体験を蓄積すること。

例えば、すぐできることとして、

・誰よりも速く電話を取る。

・問い合わせ対応は他部署からたらい回されても、必ず自分が解決する。

・会議では、必ず1番に意見をいう。

などなど。

 

  • 難しい仕事を最後までやり切る

少しずつ成功を積み重ねていけば、その過程でいろいろ仕事を任されるようになるはず。

信頼を勝ち取るためには、まさに小さなことを完璧にこなせることが重要なのだ。

ここまでくれば、後は大きい仕事を、最初から最後まで逃げ出さずにやり切る。

このような大きい仕事をやり切ることができれば、上司も色々と安心して任せられるようになるし、自分としても大分自信は付いているはず。

  • プロパーも悪くない

同じ会社でやりがいを見出すことができれば、転職する必要性もないだろう。むしろ、能力が上がってくると、逆に外部から引っ張られる可能性はあるが。

これも、小さな成功を少しずつ積み重ねて、結果人間としての評価が上がったためなのだ。

 

一丁前なことを言ってお恥ずかしい。

でも俺ができるんだから、お前にも絶対できる。だろ‼︎

亮でした。今日もありがとうございます。

 

仕事がつらくてつらくて、転職を考えているあなたへ

こんちには、亮です。

転職したいと思う人はいろいろパターンがある。給料が低いから、もっと他にやりたいことがあるから、会社の人間関係、今の仕事がうまくいかないから、などなど。

 

今日は「今の仕事がうまくいかないから転職したい」パターンについて考えてみようと思う。

 

思い返せば、自分もそうだった。

文系出身で、単純に映画のハッカーがカッコ良いと思っただけで、IT業界に飛び込んでしまった。最初はプログラマとして左も右も分からず、何をやってもうまく行かなかった。

「なんで先輩がそんなにきついことを言うんだよ」とか

「なんで先輩が教えててくれねえんだよ」とか

「こんなの、初めて携わるんだから、そこまで分かる訳ないだろう」とか

・・・

とにかく、仕事場から脱出したかった。

 

転職活動もいろいろした。仮病も使って休んだ。だけど、転職活動だって何一つうまくいかない。

 

転機

実は僕は今でもその会社に勤めている。今は、割りと活き活きと働いている方。

僕にとって、劇的に変わった瞬間があった。それは、人を変えることはできないが、自分なら変えられるという言葉との出会いだった。

ある人生の先輩がこう言った。

想像してご覧、海の中でガチガチに力を入れてもがくとどんどん沈んでいくが、力を抜いて、リラックスすれば、その瞬間から浮かんでくる。

海は何も変わっていない。変わったのは、自分が力を抜いたという点だけ。でも結果は正反対。仕事も一緒だよ、と。

それまで、自分は、とにかく仕事がうまくいかないことを人のせいにしていた。

そんな気持ちが回りの人にも伝わるんだろうね。

自分が反発の念ばかりもっていたら、周りの人も反発して、それがぶつかった時は、結果として2倍となって自分にはね返ってくる。

 そして僕が気づいたのは、今の悪い状況を作り出しているのがすべて自分だったということだった。

叱られる時は、すぐに腹を立てて反発するのではなく、相手の立場に立って物事を考えてみる。まずは自分の中にに原因を探すことにした。

先輩はただで自分に教える義務はない。むしろ自分が積極的に質問してないことが原因。

仕事の背景が分からないのは、自分の下調べが足りなかった。失敗したのは仕方ないから、次回はこれを教訓にもっと調べよう。

 

とにかく人間は、負のエネルギーが掛かると、どんどん負のスパイラルに引き込まれる。

失敗してもあまり深く考えずに、負の状況を少し前向きに変えて考えてみる。後は現場経験をひたすら積む。

自分が先輩の立場になって

後輩を見ていると、何も分からない割りにはこれはできないだ、あれもやりたくないだので、こちらの言うこともろくに聞かずに、アウトプットできない後輩はやはり好きにはなれない。

仕事が分からなくても、とにかくこちらが言ったことに対して熱心に取り組んでくれて、自分なりに調べて、最終的には二人三脚かも知れないがアウトプットを引き出せる後輩がそりゃあ可愛いっつうことになる。

自分が先輩、上司だったら、どっちと一緒に仕事したいか、この思考、感覚をもっと若い自分には欲しかった。

逃げるだけの転職は失敗する

負のエネルギーは、面接官にも分かるもの。

逃げるだけの転職は、例え採用されても、仕事や人間関係に対する心構えが変わらなければ、また同じことになるのは見えているもの。

石の上も三年は、あながち間違った言葉ではない。3年やってやっと見えてくるものがある。僕の場合、6年かかった。

 

ありがちな話になってしまった。しかし、これは体験してからこそ分かる話。

理屈が分かっていも負の状況の中ではなかなか気付くことができない。もっと早い段階にこの考え方を知っていたらと思うことが度々あったので、敢えて書いてみた。

 

下記本ももがく自分が個人的には参考になった一冊。仕事や立場は違えど、考え方は同じなんだなと思った。

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今日もありがとうございます。

諸悪の根源は残業か

こんちには、亮です。

今日、NewsPicksで下記記事を見た。


小室淑恵「山積する社会問題をタダで解決する、たったひとつの方法」 | 日刊読むラジオ

端的にいうと、残業を辞ようという話。

定時までに仕事を終えられるように変われば、仕事の効率が上がるし、家庭が穏便になり、奥さんストレスが減って、子を産もうとするし、自分自身もうつ病にもならないし、子育てや介護などもある程度フォローし合えるようになるし、そのような会社には人材も集まるという話。

まあ、よく聞く話だけど、社会問題を総解決できるぜと言われると、本当かよと思ってしまう。

ただ、一つ自分にとって非常に目からウロコの部分があった。それは、社会問題云々よりも、自分の残業が多いことが原因で、今家庭で奥さんが子育てでストレスを抱え、自分もストレスを抱えている状況を打開するためには、まずは会社や外に何かを望むではなく、自分が定時に帰るという目標をもって一日の仕事に取り組むべきだということです。

帰れないのではない、帰らないことを選択しているのは自分であり、帰らない理由を作っているもの自分なのだ。その証拠に、家内が病気に倒れた、どんなに仕事が大変でも、真っ先に帰るはずだ。

そのために自分が今日からでも始めようと思っていることを記載する。

・1週間のタスクを見直し、早めに取り掛かるべきタスクを整理

・明日一日の予定を事前にリスト化する

・当日はリストを消しながら作業を進める

・作業を始める時はまずアウトプットから決め、逆算で作業に落としこむ

早速、今日から実践!

 

これ系の本を多数出版されている小室さんですので、ありがちな話題ではあるが、
読んで自分なりの気づきが得られれば、決して無駄にはならない。


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